19回総会 代表挨拶

清水一雄代表理事: 挨拶           

今回第19回定期総会を開催しますが、任意団体の時代を入れると32回目の総会になります。

本日は海江田万里衆議院議員、奈須りえ大田区区議会議員もご参加くださいました。

現在鍼灸マッサージ業界を取り巻く環境は年々厳しくなっています。厚労省では療養費検討専門委員会が開かれ、養費の給付改正が話し合われました。他に往療料を廃止する方向と施術料金の包括化が検討されていました。

私は厚労省に対して包括化反対の要望書を提出しました。療養費が包括化されると施術師は生活が出来なくなります。結果は『往療料廃止と包括化は見合わせる』でした。

 私は要望書を出すことが、包括化が決定に至らなかった一因と思っています。

全国で誰も反対しなかったら、検討会の意見がそのまま通ってしまう怖れがありました。

これは保険者からの返戻についても同様です。返戻された先生方に言いたいのは、返戻内容が理不尽な場合は反論をして欲しい。一人ひとりが反論の声を発することにより、厚労省の一方的な施策に歯止めをかけることが出来るのです。

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