申請書を保険者に提出したしても、申請書に不備があった場合はその申請書が返戻されてきます。
この場合、不備事項を訂正して再度提出しなければなりません。
1. 返戻の原因
返戻の原因は色々ありますが、よくあるものは下記のとおりです。返戻がある
と支払いが大幅に遅れることになるので、
これらの不備がないように十分に注意をお願いします。
・負担割合相違 (1割と3割の違いなど)
・資格喪失 (退職した、住所が変わったなどで保険者が変更になったなど)
・請求額誤り (同意書との不一致、往療費の計算誤りなど)
・記号・被保険者番号等の記入誤り
・その他
2. 返戻の処理 (保険者への再提出分)
保険者に再提出する場合は、返戻された申請書を手書きにて訂正し、訂正し
た箇所に捺印の上再提出します。
付箋などは、つけたままにします。
申請書を再作成して、再提出することはできません。
3. 返戻の処理 (PC上のデータ修正)
申請書は間違っていたので、PC上のデータを訂正する必要があります。
ただし、印鑑が違っていたというように、PC外の場合が原因の場合はデータ
の変更が必要はありませんが、請求年月の変更は必ず必要になります。
(1) 修正前のデータの呼び出し方 (はり/マッサージとも)
申請書作成画面で、検索ボタンをクリックします。
過去に作成した申請書が「施術年月」の順で表示されます。
表示内容が多い場合は、受療者名(名字だけ、名前だけでも可)や施術
年月を指定し「検索」をクリックすることで、対象データが絞れます。
修正対象となるデータを選択して、ダブルクリックすれば、申請書画面が
標示されます。
申請書画面が表示されますので、必要な個所を訂正してください。
※ 負担割合や被保険者名が違いなど、受療者データの修正が必要な
場合は申請書の訂正の前に「受領者登録」にて、訂正を行ってください。
(2) 請求年月の訂正
再申請する場合、請求年月を訂正してください。
4月に出した申請を8月再提出する場合は、請求年月を「H22/8」に訂正
します。
医療助成の場合も、請求年月を修正します。
※ 再申請が本申請だけの場合は医療助成の請求年月の申請は訂正不要
です。
同様に、医療助成だけの再申請の場合は、本申請の請求年月の訂正は
不要です。
※ 請求年月 月中に出した場合でも、請求年月は翌月になります。
(例) H22年7月15日再提出の場合 請求年月は H22/8
3日までに再提出した場合のみ、請求年月は当月になります。
※ 再提出の申請書については、再印刷は必要ありません。「登録」のみして
ください。
管理表上には提出した申請書として表示されます。
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